シンガポール移住と子供の教育

3年ほどシンガポールに住んでました。2012年から14年までの3年間です。2011年の大震災とその後の放射線が怖くて家族を連れてシンガポールに移住したのです。でもこれは建前で本当は租税回避のためです。年収が7200万円ほどありますのでまあ、個人的に半分は持ってかれます。個人所得税、住民税、社会保険料ですよね。

移住の方法ですが、地元の日本人コンサルタントに全てお願いしました。具体的には、シンガポールでの法人設立(これは驚くほど簡単にできます)。安い手数料でシンガポリアンがマネージャーとしての名義貸しをしてくれます。これをノミニー(Nominee)といいます。次に自分の学歴(英文の卒業証明書を大学から発行してもらいます)、日本での会社の状況等の書類をまとめてコンサルタントに送ります。

設立した現地法人で雇ってもらうWorking Permit、つまり就労許可証が出るのを待ちます。つまり移住とは国籍を移したり永住権を得たりするのではなく、現地法人での就労許可をもらうという形を取るのです。就労ビザですよね。

こうして私は無事シンガポールに移住しました。奥さんと2人の子供と一緒です。中学生の長女と小学生の長男です。

子どもたちには特別に英会話の勉強をさせてたわけではありませんから、シンガポールの日本人中学校(一ヶ所しかありません)とクレメンティ(シンガポール西部)にある日本人小学校です。小学校はクレメンティとチャンギ空港の近く、合計2校あります。ともに700名を超える生徒がいてあわせると合計1400名を超え、これは東南アジア最大だそうです。日本人中学校は400名くらいでした。

小学生が1400名いてなんで中学生が400名しかいないのかというと、だいたい子どもたちが中学校にあがる頃には駐在員は日本に帰国させられるケースが多いからです。

一部には小学校卒業後は他のインターナショナルスクールに入る子供もいますがほとんどが日本・本帰国です。駐在員の友人(高校や大学時代の同級生)が数人いましたが、1人はもうシンガポール滞在歴10年を超えてました。お子さんは小学校から高校までシンガポールです。

ちなみにシンガポールには日本人高校は一つしかありません。それが早稲田渋谷シンガポール校(通称早稲渋・わせしぶ)です。

この高校は1学年80人ほどです。しかも非常に入学試験の偏差値が高い高校です。そもそもシンガポールの中学校自体が過激な学歴社会を生き抜いてきた駐在員の子どもたちが中心で、シンガポールでも塾通いをさせられているから非常に偏差値が高いのです。

おそらくシンガポールの日本人中学校は東京ではトップ10くらいに入る学力があるのではないかと言われています。しかもこの高校からは日本の大学へ早稲田を含め推薦枠をたくさん持っています。なので、わざわざ早稲渋に入れるために日本から子供を単身留学させる親御さんもいるそうです(寮があります)。

さてちょっと話が長引きました。次回はシンガポールでの生活について書こうと思います。